ブログ|姪浜駅の心療内科 - ひとやすみこころのクリニック

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天気痛・二日酔いに効く漢方

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天気が悪い時に頭痛がしたり、身体がだるくなることはありませんか?天気や気圧の変化によって起きる体の不調を「気象病」と呼び、そのなかでも痛みの症状がみられるものを「天気痛」と呼びます。

 

天気痛は日本人の約6割、女性の約8割にみられるとされています。

(天気痛調査2020:ロート製薬とウェザーニュースが1万6千人を対象に行った調査より)

 

 

天気痛の原因は主に気圧変化によって体内の水分バランスが乱れ血管拡張による神経圧迫と、内耳が気圧の変動を知覚し自律神経の乱れによって起こるとされています。漢方学的にはこれを体液の循環が悪くなった状態「水毒」と考えます。

 

この「水毒」という状態を改善するためには水分の巡りを良くする、利水剤という薬を用います。その代表的な漢方が「五苓散」です。五苓散は沢瀉(タクシャ)、猪苓(チョレイ)、蒼朮(ソウジュツ)、茯苓(ブクリョウ)、桂皮(ケイヒ)の5つの生薬で構成されています。5つの生薬のうち4生薬(沢瀉、猪苓、蒼朮、茯苓)に利水作用があり、残り桂皮に気を巡らせる作用があります。大半の生薬が利水作用も持つことから利水剤の代表と呼ばれております。

 

漢方は飲み続けないと効果が出にくいという印象を持たれている方も多いかと思いますが、天気痛に対する五苓散は数時間から半日程度で効いてくることが多く、効果を実感しやすい漢方の一つです。

 

また体の水分バランスが悪い状態といえば、他には二日酔いがあります。二日酔いは身体の水分バランスが崩れ、顔のむくみ、喉の渇き、頭痛、吐き気や胃もたれが起きます。そのためこの二日酔いにも利水剤である五苓散が効くのです。二日酔いで困っている方がいればぜひ試してみてください。ただ五苓散を飲んだからといって、飲みすぎて良いわけではないのでご承知おきください。

 

院長 柳原孝章

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