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〒819-0005 福岡県福岡市西区内浜1-1-5
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ゴールデンウィークが終わりました。例年この時期はメンタル不調(五月病)になりやすい時期で、当院にご相談される方も多くなります。
五月病とは新しい環境に頑張ろうと気を張って頑張っていたが、5月のGWを過ぎたあたりから緊張の糸が切れて何もしたくないとやる気を失ってしまい、精神的な不調に陥ってしまう状態を指します。五月病は病名ではなく、医療機関では症状によって適応障害、うつ病、不安障害、不眠症、過敏性腸症候群などと診断されることが多いです。
五月病の症状としては下記のような症状があります。
環境の変化があった人になりやすく、入学、入社、転勤、1人暮らし、結婚など良いことと捉えられることでもなります。特に変化が自分にとって予想以上で、適応するために努力を要する変化であった場合に起こりやすいとされています。
予防策としては頑張りすぎてないか、休養をとれているかきちんと振り返る機会を設けることです。五月病になっていると思ったら視野狭窄が起きてさらに頑張らないといけないと自分を追い詰めやすいので、まず1人で悩まずに信頼できる人に相談することです。その上でしっかりと休養・睡眠をとること、ストレス解消(思考の切り替え)に運動やカラオケ、外出などを行うことが大切です。それでも改善ない場合は医療機関に相談しましょう。
●五月病チェックリスト(2項目以上当てはまる方は五月病の可能性があります)
□4月に環境の変化があった
□仕事や学校に行きたくないと感じる
□朝起きるのがつらい
□日中の眠気・疲労感がとれない
□楽しかったことが楽しめない
□食欲がない、食欲がありすぎる
院長 柳原孝章