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〒819-0005 福岡県福岡市西区内浜1-1-5
西新院の方の受付はこちらでできませんので、ご了承ください。
姪浜院のご予約の方はこちらよりよろしくお願いいたします。
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照り返す日差しにくらくらしそうな暑い夏の日が続いております。私たち大人でさえバテてしまうこの季節、学生たちの心もまた、静かに消耗していることがあります。教室の中でがんばり続け、「行きたくない」と感じる学生が増えています。
メンタルヘルスに関する相談は年々増加傾向にあり、とくに子供や若者の心の不調に対する社会的関心も高まっています。内閣府のデータによると、9月1日は18歳以下の自殺が最も多い日ともされ、夏休み前後は特に注意が必要な時期です。
夏休みが始まるこの時期、学生のメンタルヘルス状態が夏休みの「前」と「後」で大きく変化する傾向があります。特に、長期休暇によって生活リズムが乱れたり、対人関係の希薄化、または休み明けの登校不安などが要因となり、不調を訴える学生が増加しています。
家庭や学校でできるサポート
・規則正しい生活を心がける
・「学校に行きたくない」と言ったときに否定しないで聴く
・スクールカウンセリングを利用、夏休み明けはカウンセリング枠を拡充する
・出席状況や普段の様子と違うことを感じたら見守り強化・個別対応する
・夏休み明けのリハビリ登校を検討する
心の不調は目に見えづらく、声をあげにくいものです。医療機関が敷居の高い場所であってはならないと思い、当院は安心して相談できる場所を目指しております。
児童思春期外来は中学生まで、大人を対象とした心療内科・精神科は18歳もしくは20歳以上となっていることが多く、高校生が受診できる心療内科・精神科は限られております。当院(姪浜院・西新院ともに)では15歳(高校生)以上の方を対象としております。高校生、大学生の方でお困りの方はお気軽にご相談ください。
姪浜院院長 柳原孝章