ブログ|福岡市西区姪浜の心療内科・精神科|ひとやすみこころのクリニック姪浜院

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夏バテだと思っていたら、こころの不調かもしれません

毎年のことになってきましたが、この時期の暑さは体にこたえますね。特に、今年は梅雨が比較的涼しかったこともあり、突然の暑さに体がついていかない方も多いのではないでしょうか。

しかし、夏バテだと思っていた症状の中に、こころの不調による症状が隠れていることもあります。今回は、夏バテとこころの不調の違いについてご紹介します。

 

夏バテは病名ではなく、暑さによって体の調子が崩れた状態を指します。体がだるい、疲れやすい、食欲がない、頭痛やめまい、集中力の低下や意欲がわかないなどの症状が見られることが多いです。

 

原因としては暑さによる体力の消耗や睡眠不足、発汗による水分・ミネラル不足、エアコンによる寒暖差などが挙げられます。

 

一方、うつ病や適応障害などのこころの不調でも夏バテと似た症状がみられます。

 

そのため、この時期の不調は「暑さのせいだろう」と考えてしまい、受診が遅れてしまうケースもあります。

 

見分けるポイントとしては、夏バテは体が疲れていることが中心なので、十分な休養や睡眠、栄養補給によって比較的早く回復することが多いです。

 

こころの不調でも休息は重要ですが、数日休んでも疲れが十分に取れず、不調が続くことがあります。

 

また、夏バテならある程度疲れが取れてくれば気分も回復してくることが多いですが、こころの不調では、趣味や好きなテレビ、家族との時間なども楽しめなくなることがあります。これは夏バテとの大きな違いの一つです。

 

暑さでイライラしたり元気が出なかったりすることは誰にでもあります。しかし、自分を責める、将来が不安で仕方ない、涙が出る、「消えてしまいたい」と思うほどつらい、といった気持ちが続く場合は、こころの不調が関係している可能性があります。

 

一つの目安として、2週間以上症状が続く場合は、一度医療機関への相談をご検討ください。

 

近年は猛暑が続き、屋外と冷房の効いた室内との温度差も大きくなっており、自律神経に負担がかかりやすくなっています。自律神経の乱れは夏バテだけでなく、こころの不調にも影響します

 

夏バテとこころの不調は症状がよく似ていますが、「休養によって回復するか」「気持ちの落ち込みや楽しめない状態が続いているか」が見分けるポイントの一つです。

 

暑さによる疲れだと思っていた症状が、実はこころの不調のサインであることもあります。「夏だから仕方ない」と自己判断せず、不調が長引く場合は一度医療機関へご相談ください。

 

ひとやすみこころのクリニック姪浜院

福岡市西区内浜1-1-5

副院長 大坪俊介

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